花道を歩こう ~クオズの日~
「花道を歩こう」
「彼らが歩く花道を照らそう」
いつしかこれは合言葉のようになっていたんだけど。
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ジミン、あんにょん。
こんなに真剣に、お前に手紙を書こうとするとちょっと恥ずかしいけど…でも書こうと思う。理解して欲しい。
練習生の時、僕達は何も知らないままでソウルに来たよね。
起きて、制服を着て、同じ学校へ行って、一緒にご飯を食べて、練習室へ行って、一緒に宿舎に帰って…
そして、夜におしゃべりして…
6年くらい経つと、いつの間にか僕にとってかけがえのない大切な友達になっていた。
デビュー前に、お前がデビューのせいで不安を感じていた時があったよね。
不安だった時、僕は会社でミーティングをしたことがあったんだ。
『チームにジミンがいたらどうなると思う?』
僕はしばらく考えて
「苦しい時も、嬉しい時も、いつもそばで一緒に笑って、一緒に泣いてくれるのはジミンしかいない」って
「こういう友達と、ずっと一緒にいたいです。一緒にデビューしたいです」って。
本当に、その話が出来て良かった。
そして、お前と、こうやってデビューできて嬉しかったし
今まで、お前といい思い出を残せて本当に幸せだった。
そして…ごめんね。いつももらってばかりで…
僕がトイレで泣いていたら、
一緒に泣いてくれて
夜中にこっそり外に出て、
一緒に笑ってくれて
気遣ってくれて
考えてくれて
僕のために努力してくれて
理解してくれて
悩みを聞いてくれて
とても足りない友達を好きでいてくれて
これからも長く…一緒に花道を歩こう
愛してるよ、ジミン。
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久しぶりに読んだこの手紙。テテがジミンに送った手紙。
『친구』
彼らの作った歌に結びつくところが沢山あることに今になって気づいた。
いや、気づいていたのかもしれない。
친구の歌詞を初めて見た時、凄く凄く何かが響いた。
あれはきっと、この手紙を思い出してのことなんだろう。
“ I just wanna understand ”
僕はただ理解したい
これはきっとお互いに向けて、出会った頃も、互いが悩んでいる時も、助けになりたかった。もがきながらも探していくクエスチョン
“ 君の全部を わかってる
お互いを信じていこう
忘れないで
ありがとうなんて ありふれた言葉より
君と僕 ”
この歌詞がここで切れるとしたら、それはきっと今の自分たちからのアンサー。
これが今の彼らの答え。
“ 僕のそばに 一緒にいてほしい ”
テテの手紙に何度も出てくる “ 一緒 ” という言葉。
きっとこの曲でもこの言葉はキーワード。
最初はきっとそれだけ。
“ いつか この歓声が止んだ時も ここに
僕のそばに 一緒にいてほしい
永遠にずっと この場所に このまま ”
自分たちがあの日、夢見た場所にたった今、彼らが望むものは、
この状況が変わったとしても、
例えアイドルじゃなくなったとしても、
最後まで友としていて欲しいという願い
チームとして過ごしてきたこの年月と、友として過ごしてきたこの年月は彼らにとっては何にも変えられず、彼らにしか分からないもので。
書きながら何が言いたいか分からなくなってきちゃった笑
でも、とにかく言いたいのは
クオズよ、永遠であれ
テヒョンのソウルメイトのジミン
ジミンのソウルメイトのテヒョン
2人が出逢えた奇跡に感謝