月が綺麗ですよ~徒然なるままに限界オタクの呟き~

限界オタクの呟き、日々の記録を残すために初めました。深い意味はなく徒然なるままに書かせて頂きます。

愛の形。

まず最初に。

ほとんどバンタンに関係ない内容です。個人的な呟きと自己解決なので苦手な方はスルーしてください。

 

 

何かできないことがあると母親と一緒だと言われた。

幸せでいっぱいになった日、帰ってきて幸せだった話をしたらなぜか怒られた。

それ以来、事ある事に父の顔を伺った。

怖かったんだろうな。

何かと言われるのが嫌でこれは思春期の時に親から言われて嫌だとかそういうのではなく、何かと母を理由にして言われるのが嫌だった。

親が別れた理由なんて知らない。未だに話してくれない。聞こうとも思わない。興味が無い訳では無いが、知らなくてもいいかなって思うレベルの欲しかない。

一人暮らしを始めたのもそんな生活から抜け出したかったんだと思う。

そして当時、私を支えていたあの人の近くに行きたかったんだと思う。

この言い方だと語弊を生んでしまう気がする。補足するが、当時好きだったアイドルのことである。

何かにすがり生きてきたから。

 


私の母は、母だけど他人のような友達のような人。

会えていない時はどのくらい会えていないのだろう。2年とかの空白はあったかな。

どこにいたのかも何をしていたのかも知らない。

でも急に年に2.3回会うようになったんよね。

そして今に至る。今の方が会えてるかな。父の顔を伺うのではなく、私が自分で決めて行動したことだし、今ならいくらでも言い返せる。と言ってもなんとなく父に申し訳ない気持ちもあったりして。

父と母は他人でも私にとって2人は他人ではない人間だから。難しい、実に。同じ境遇にいるけど、弟は物心着く前から母はいなかったし、感じる感覚は違うだろう。

 


とまあ、久しぶりに自分の家族について考えてみたのには理由がある。最近ドラマを見た。

 


「その年、私たちは」

 


18歳の時に付き合って、別れて10年後に再び再会する男女の話なんだけど、最初はよくラブストーリーだと思ってたんだけど、今の自分に凄く合っていて一気にその世界に引き込まれた。

まだ20代前半だけど、今後どうなっていくのか仕事はどうなっていくのか私の周りにいる人たちはどう変わっていくのか、常に考えている日々。いくら考えたって何も分かりはしないんだけど。常に将来に不安を感じていた。

だけど、このドラマの主人公たちは葛藤しながらも生きていた。

不安の中で生きていた。そして、恋人だけでなく、家族についても考えていた。

 

 

人間が最初に欲しいと思う愛って親からなんだろうな。

愛をそこで知るんだろう。

 


見終わってわかったのは、


親から愛されたかった大人達が誰かを愛したいという強い気持ちに気付いたとき、そのあたたかさを受けいれるのも、人生を惨めに思うのも、全ては自分自身。ずっと一人だと思っていたけれど、一度も一人ではなかったと気付くということ。(誰かのレビューの言葉なんだけど)

 

 

 

 

 

ハグの力ってすごいって言うやん。


だけど、大好きって言葉も凄いんだな。

愛してるなんてもっともっと凄い。

 


家族からも大好きなんて言われたことない。

恋人に言われることはなかった。

 

 

だからかな、大好きって言われたかったんだろうな。

愛されてみたかったんだろうな。

愛されてないとは言わない。だけど、言葉に出して愛してるって言われてみたかったんだろうな。

 

ひねくれた私の性格もきっとこれのせい。愛されてみたかった。

嫉妬心も劣等感もきっと。

人は何かのせいにして生きていくんだろう。

それもどうなの?って感じもあるんだけど。

常に葛藤。

 

すごく愛してくれてるのは分かる。だけど、言葉に出すって大事なんだよね。

私は母にとってなんだったんだろうって思った。それが愛されているはずなのに愛されているのか不安になる要因なんじゃないかってやっと分かった気がする。

だけど。私の子供の頃からの欲望は大人になって、少しだけ満たされたんだ。

 


愛してる

 

そう言ってくれる人達に出会えた。


その言葉が人の心を何倍も強くし優しくし胸いっぱいにさせてくれる。

 


愛してる

 


大好き

 

そこで気づいたよ。
この世界は魔法の言葉で沢山溢れてるんだね。

 


棘のある言葉ばかりに傷つけられてきたけど、そんなのはごく一部で魔法の言葉が助けてくれるんだね。

 

 

どんな未来が待っているのか分からない。

不安で仕方ない。だけど、私もいつか分かる日が来るよね?

 

結局全て自分を傷つけてるのは自分。

変わるのは自分次第。

そう思えるようにいつかなれたらいいな。

 

ごめん、私。

もう少し時間かかりそう。

 

ただ、もう自分だけが悲しみのヒロインみたいな生き方は辞めよう。

 

誰かのせいにして生きるのではなく自分自身としっかり向き合って生きていければいいな。

 

彼らが教えてくれた愛のように、温かくて胸いっぱいになるあの気持ちを、私も家族に伝えられるようになったらいいな。